何をするのもイヤ!ばかり
2歳児の子育てが特に大変だと言われているのは、恐怖のイヤイヤ期が訪れるからです。
うちに子も例外ではなく、何をしてもイヤイヤ!ばかりでいい加減わたしも堪忍袋の緒が切れそうな毎日です。
例えばご飯を食べさせようとすると、まだ遊び足りないのか椅子に座った途端に食事を投げ飛ばす、お買い物に行けばお菓子コーナーの前で駄々をこねて気に入ったものを手に持っていなければ気が済まない等とにかく言う事を聞いてくれません。
どんなに優しく諭そうと思っても、泣き叫ぶばかりで全く聞く耳を持とうとしないので、私もついムキになって怒鳴ってしまったことが何度かあります。
感情的に怒ると子供はますますヒートアップしてイヤイヤ全開になります。
さすがに人前では感情的に怒れないので、家に帰ってから怒ることもありますが、子供にとっては既に何の事なのか理解できていないようで意味がありません。
子供がどうしてイヤイヤを連発するのか、その意味を把握できなければ正しい対応もできないと思います。
イヤイヤの理由
2歳前後の頃はどうしても言葉がたどたどしくて、自分の言いたいことが周りになかなか伝わらない場合が多いですよね。
イヤイヤしている時の様子をよく観察してみると、何かを伝えようとしているのに伝わらない苛立ちがイヤイヤに繋がっていると感じる事が多いです。
例えば食事をしようと椅子に座らせた途端に食事を投げてしまった時には、自分が好きな食べ物がないと訴えていたようですが、私もあまり気にせずに「さあ食べようね」と、呑気に答えていたのが悪かったのかもしれません。
食事を投げ飛ばした時には私も感情的になって「せっかく作ったのに!」と怒ってしまいましたが、きちんと話を聞いてあげなかったのは良くなかったなと今さらながら反省しています。
まずは怒る前に一旦気持ちを落ち着けて、どうして子供がイヤイヤをしているのか理由を考えてみるのはとても大切だなと感じています。
構い過ぎは良くない
子供がイヤイヤをしている時に「どうしたの?」「そんなに言う事を聞かないなら知らない!」などと一生懸命子供に声をかけている親御さんも多いですが、余計に意地を張るようにしてイヤイヤが増す子供も多いです。
心を鬼にして構うのを止めてみると、子供もふと我に返って自分でどうにかしようという気持ちが芽生えるはずです。
先日は私も公園からなかなか帰ろうとしない子供からイヤイヤ攻撃を受けてどうしようかと困っていましたが、あえて黙って待っていると子供もピタッと泣き止んで自分から「もう帰る」と言い出しました。
この時初めて進んで行動できるようになるのを待つのはとても大切なのだなと実感しました。